秋田市でブレーカーが何度も落ちる原因は?漏電調査と電気工事のリアルな施工事例
2026年06月24日更新

【秋田市の電気工事】ブレーカーが上がらない!秋田電気工事店が絶縁抵抗計で漏電原因を特定したお話
突然ブレーカーが落ちて上がらなくなったら、どうしますか?

こんにちは、秋田電気工事店の店主です。今回は秋田市内にお住まいのお客様から、「ブレーカーが切れたままで、上げてもすぐにまた落ちてしまう」というSOSの連絡をいただいて、急いで現場へ向かいました。
家全体の電気が使えなくなると、冷蔵庫の中身も心配ですし、本当に不便で不安になりますよね。でも、ここで焦って何度も無理にブレーカーを上げようとするのは、ちょっと待ってください。と言うよりも、無理に電気を流そうとすると、電気設備全体に余計な負荷がかかって、最悪の場合は分電盤そのものを傷めてしまう原因にもなるんです。そういう時は、触らずに僕らのような専門の電気工事士にすぐ声をかけてもらうのが、一番の近道だったりします。
専用の測定器「絶縁抵抗計」を使って原因を突き止める
現場に到着して最初に行うのが、どこで電気が漏れているのかを突き止める「漏電調査」です。電気は目に見えないので、僕らの長年の経験と勘だけじゃなく、専用の機械をしっかり使って数字で確認していく必要があります。
まずは分電盤の前に立ち、各部屋や設備へ電気を送っている回路を一つずつ切り離していきます。そこで登場するのが、僕らの相棒である「絶縁抵抗計」という測定器です。これを使って、電線と大地の間に電気が漏れ出していないかを細かくチェックしていきます。例えば、正常な状態ならメーターの針はしっかり良い数値を指すのですが、どこかに不具合があると、針がピキーンと動いて異常を教えてくれるんです。順番に調べていくと、リビングのコンセントにつながる回路だけ、明らかに数値が悪い状態になっていました。
コンセントの内部に隠れていた経年劣化と湿気
リビングにあるコンセントを一つずつ丁寧に見て回りました。すると、テレビの裏側にあって普段はほとんど目立たない位置にあるコンセントに、怪しい気配を感じました。家具の裏側って、どうしても空気がこもりやすくて、湿気や細かいチリが溜まりやすいんですよね。これは現場であるあるのポイントです。
カバーを外して中を確認してみると、案の定、長年の使用による経年劣化が進んでいて、内部に汚れや湿気がびっしりと付着していました。それだけじゃなく、プラグを抜き差しするときの力が長年かかり続けたせいか、プラスチックの本体の奥の方に小さな破損も見つかりました。電気って、本当にちょっとした湿気や汚れの隙間を伝って、外に漏れ出してしまう性質があるんです。今回のブレーカーが落ちる原因は、まさにこのコンセント内部の不具合でした。
不具合を放置することの怖さと、安心・安全のための予防
ここで少し、電気の仕事に長く関わってきた人間として、ちょっと厳しめのお話をさせてください。こうしたブレーカーが落ちるような電気の不具合を、「だましだまし使っていればそのうち治るだろう」と放置しておくのは絶対にお勧めできません。
電気のトラブルは、時間が経っても自然に治ることは絶対にないんです。それどころか、不具合をそのままにしておくと、電気設備全体の致命的な故障につながったり、大切な家財や建物の安心・安全を根底から揺るがすような重大な設備トラブルに発展したりするリスクが非常に高くなります。たかがコンセント一つ、と思わずに、おかしいなと感じたらすぐに使用を止めて、安心・安全のための予防として早めに対処することが、結果として一番コストもかからず家族を守ることにつながるんです。
コンセント本体とプレートの交換工事で無事に復旧
原因がはっきりしたので、すぐに修復作業に入ります。今回は、経年劣化と破損が見られたコンセントの本体と、周りのコンセントプレートをまるごと新しいものへ交換する工事を行いました。電線をきれいに剥き直して、新しい本体にガッチリと接続し直します。
交換が終わったら、そこでもう一度、最初の絶縁抵抗計を取り出して測定を行います。ここでしっかり数値が正常に戻っているのを確認して、初めて僕らもホッと一安心できるわけです。分電盤のブレーカーを上げると、今度は落ちることなく、リビングにパッと電気が灯りました。お客様も「これで安心して過ごせます」と、本当に嬉しそうな顔をしていただけて、僕としてもこの仕事をやっていて良かったなと思える瞬間です。
今回の作業目安ですが、最初の漏電調査から原因の特定、そしてコンセントの交換工事まで、作業員1名で実施しておおむね1時間から1時間半ほどで完了しました。大きなブレーカー(分電盤)交換工事にまで発展せず、部分的な修理で済んで何よりでした。
秋田電気工事店では、秋田市を中心に、こうした突然の電気のトラブルや漏電調査、古くなったブレーカー(分電盤)交換工事など、地域の皆さんの住まいの電気工事をお手伝いしています。「最近電気の調子がおかしいな」と思ったら、いつでもお気軽に声をかけてくださいね。














